3月も半ばを過ぎてそろそろ暖かくなってほしいと願いつつ
色はホワイトながらウールのコートに身を包み
13年ぶりに学生時代の友人に会いに渋谷まで行ってきました。
渋谷は私たちの卒業した学校のある街で
卒業後20周年を記念して同窓会を自ら企画して以来の再会でした。
次回の同窓会の幹事を引き受けた友人が
年が変わるごとに気にかけていたそうで
身近な友人たちを年賀状を頼りに声をかけてくれました。
集まったのは5人。
茨城、埼玉、千葉、神奈川と渋谷に来るのに2時間以上かかる方もいます。
お一人のご長男は2年前に結婚をされ
お一人の方のご長男は今年高校3年生。
話していれば時間の経過はすぐに巻き戻されて
30年以上前そのままのイメージで時が流れます。
声をかけてくれた友人に感謝。
そう遠くない時期での再会を約束しました。
13年前に企画した同窓会は、二十数名が集まりましたが
そのメンバーの中でそのご連絡を取り合う友人は結局増えませんでした。
次回の幹事も決めましたが、実現はしていません。
それを気にかけていた友人が今回身近な私たちに声をかけた次第です。
同窓会に出席する。
いったい何を求めているのかな?と考えます。
結局着ては行きませんでしたが、この日のためにワンピースを買いました。
昨日はヘアマニキュアで気になる白髪を染めました。
懐かしい友人達に再会する楽しみに含まれているのは何なのか…
自問自答を試みます。
一番は懐かしさ。
二番はそこから広がる交友関係への期待。
この二つは何と言ってもこういった集まりに参加しようと思う大きな動機になります。
懐かしさは100%以上昔話に華が咲きました。
新たな交友関係はどうかな?
電車で30分ほどの所に住んでいる友人と
湘南テラスモールでのデートをしようと話をしています。
そして3番目。
友人たちのその後を見てみたい!!です。
これは話題のも上りました。
古い表現ですが「フランス人形」のように当時は珍らしく茶色に髪を染め
日本人離れした色白の肌に整った堀の深い顔立ちの彼女。
学校の正門前で
表参道、公園通りどこを歩いていても無数にスカウトに声をかけられて…
浪人中からの彼とは大学2年生になる際に婚約して
彼が大学院卒業と同時に結婚したMさん。
常に注目の的でした。
友人の一人は今でも年賀状のやり取りがあるそうで
その後の彼女の容姿について矢継ぎ早に質問が飛んでいました。
彼女は例外的にこうして話題にしているけれど
それぞれ胸の中で多少なりとも友人たちを見定めているのだと思います。
さてさてこういった思いを胸に抱きつつ
約6時間余りのおしゃべりは、年相応の話題と気の置けない安らぎを与えてくれました。
みんなありがとう。
本当に近いうちにまた会おうね。
楽しみにしています。