長女のテスト期間はまだ続いています。
5月の末から始まって6月の20日過ぎまで、テストのあるときだけ学校に行きます。
夏休みが3ヶ月あるのと同じような?!でも気の抜けないどっちつかずの日々
先週バレエの先生から
「環境問題のコンファレンスの締めくくりにイメージパフォーマンスの踊り手を頼まれているんだけれど、出演しない?」
とメールを頂いて長女はすっかり乗り気になっていました
私は大事なテスト中にとんでもないと全く相手にしなかったのですが
こういう話になぜか理解のあるだんなさんは二つ返事でOKを出しました
「いい機会だし、送り迎えしてあげるから最短の時間で済ませなさい」と
理由のわからない?詭弁にも取れる援護射撃を盾に当日を迎えました
「ダンサーの両親だといえば入れてくれるから」長女から電話が入っていましたが、
受付に入ったとたんにきっとダンサーが日本人だと
聞かされていたんだと思いますが、
すぐに客席に案内されました
普段トラムで前を良く通っているのに気がつかなかった建物。ステージのあるホールは演劇等の専用のようでバレエ公演などに使用される床のリノリュムが敷かれていないため、ポアントも履けずに急きょシューズで踊ることになりました。
オルガニートで奏でる曲の中、バラの苗木が次々に切り落とされて行きました。
メッセージが込められている歌詞の意味はとても切ない内容だそうで、
笑顔のあとには涙が…溢れるようにと要求されていたようです。
バラがステージ上を飛び交い長女の腕にも棘の擦り傷がたくさん???
10分ほどのパフォーマンスの後半5分足らず、デジカメの動画の画面を凝視しながら
長女の姿を追いました。
このパフォーマンスの意味合いもよくわからないままコンファレンスはお開き。
先生と長女を待つ間、ロビーに移動して、
出席者の方々がグラスを片手に軽食をつまみながら談笑している中で
だんなさんと二人でカメラの動画をチェックしたら…
なぜか撮れていません
うそ!?どうして…
未だにデジカメの操作に慣れていないせいで
ミスってしまったようです
がっかりしていると、コンファレンスの出席者の方々から
ダンサーのお母さんですかとたずねられて、お褒めのお言葉も頂きましたが…
テスト中のどたばた騒ぎで一日が終わってしまいました。
私をパソコン・インターネットの世界に誘ってくれたのは
長女のバレエでした。
1997年に不特定多数の方々の意見を伺いたくて
「ワードで作るホームページ」という本を図書館で借りて
HTML言語って何?のなかでようやく公開にこぎつけて。
その後は…
☆バレエ・ばれえ・Ballet☆
語りつくせない バ・レ・エ
いつかゆっくりバレエについて書きたいとは思っています。
職業としてのバレエの道が開かれているヨーロッパの国々が
日本の環境に比べて恵まれていると思っていたのですが、
実はいろいろな問題も抱えているようで
そう単純に考えるわけにもいかないようです。
「どこのバレエ学校に通っているの?」
「いいえ、ブリティッシュスクールに通っているの」
「clever girl の道を選んだのにここに来てるの?」
なんて初めて会う生徒さんとこんな会話によくなるそうです。
長女のバレエの先生は
プロフェッショナルにも教えることができる資格を持つ
数少ないバレエ教室の先生で(つい最近知りました!)
運営しているのは先生のお母様、彼女は2代目です。
家から電車とトラムで通えるからと長女とだんなさんが
ウエブサイトで見つけてから週3回通っているのですが、
本当に良い縁があったと感謝しています。
さてさて
もう
テスト本当に大丈夫?
久しぶりのバレエの舞台、ママはもっと
あなたの踊っている姿を見ていたかった
ママはお疲れの一日でした。